がん保険

【評価4.0】justInCaseのがん保険「わりかん保険」のメリットとデメリットを徹底解説【保険料の安さを求めるならコレ一択!】

本ページはプロモーションが含まれています。

この商品って?
  1. がん保険
  2. 定期保障
  3. 掛け捨て
  4. 保険料が0円の月も!
  5. この商品のお勧め度:4.0
保険料は出来るだけ安く!という方にお勧め!

日本初となる「後払い+皆で割り勘」という形を採用している、justInCase(ジャストインケース)のがん保険です。少額短期保険会社なので会社名を聞いたことがない方も多いと思います。

基本的に保険料には上限があり、年代ごとに金額は異なりますが、普通のがん保険と比べると非常に安いです。しかも加入者が誰もがんにならなかったらその月の保険料が0円になるのが注目ポイントです。

保障の幅広さはありませんが、一時金として80万円が受け取れるので、安さの割には全然悪い内容ではないのが魅力です。

taka
taka
気軽にがん保険を利用したい方、保険に安さを求める方にはかなりお勧めできる内容と言えるでしょう。

反面、気になるデメリット部分もいくつかあり、誰にでもお勧めという訳ではありません。この保険に興味がある方は、メリットとデメリットをしっかりと把握してから加入を検討するのが良いかと思います。

justInCaseの「わりかん保険」はこんな人にお勧め!

  • 保険につぎ込む保険料は出来るだけ安くしたい
  • 将来の医療の進歩に期待し、老後は貯蓄で対応しても良い
  • 他にちゃんとしたがん保険に入っている

それでは、詳しく解説していきます。

justInCaseの「わりかん保険」の保障内容

justInCaseの「わりかん保険」の基本的な情報をまとめています。

出来るだけ分かりやすく書いていますが、よく分からない点などあればコメント等で遠慮なく聞いてきてください(^^)

保険料上限と死亡保険金

契約日の満年齢保険料上限死亡保険金
(男性)
死亡保険金
(女性)
20~24歳500円/月200万円300万円
25~29歳180万円180万円
30~34歳150万円60万円
35~39歳110万円10万円
40~44歳990円/月200万円140万円
45~49歳120万円60万円
50~54歳50万円30万円
55~59歳3,190円/月190万円300万円
60~64歳90万円240万円
65~69歳30万円160万円
70~74歳5万円90万円
保険金の支払いが発生した場合(加入者の誰かがガンになった)に保険料の支払いが発生します。ちなみに上記の保険料は「上限」であり、この金額を超えてこちらが支払うことはありません。

保険データ

総合評価(4.0)
保険料の安さ(5.0)
契約年齢満20歳以上満74歳以下
保険期間1年間(自動更新)
保障の開始がん診断一時金は保険期間の開始日からその日を含めて2ヶ月経過した日の翌日から保障開始
保険料の払込方法月払
保険料の払込経路クレジットカード払
主契約・がん診断一時金(80万円)
・死亡保険金(5万円~300万円)
特約なし
公式サイトわりかん がん保険 | justInCase

評価ポイント(メリット部分)

日本初となる「後払い形式」の保険

justInCaseのわりかん保険は、日本初となる「後払い形式」のがん保険となっています。

普通の保険に加入したことがある方なら分かると思いますが、一般的な保険の場合は加入した時点から決まった保険料を払い続ける必要があります。自分、または加入者の誰かが病気になろうがなるまいが、保険料を払い続けるのが一般的な生命保険・医療保険の形となっています。

ですが、このわりかん保険は違います。

誰かがガンになったら、その時に皆で保険料を出し合って助け合おう!

という仕組みになっているのです。保険は本来「相互扶助」の精神で作られるのが正しいと私は思っていますが、この保険はこの相互扶助を見事に体現していると言えます。

相互扶助とは、お互いに助け合うことを言います。

毎月のお支払い実績(がんになった人)も公開されており、普通の保険と比べるてもかなり透明性が高いです。また、年代ごとに保険料の上限も決まっており、その上限金額が非常に安いため、保険料が高額になる心配もありません。

正直言ってこの形だと加入者がかなり増えないと保険会社側に大きな利益を生まないため、普通の保険会社だと手を出すのは少し難しいのかなと思えてしまいます。そこにあえて手を出してきたjustInCaseはかなりの挑戦をしているなと思います。

小回りの利く少額短期保険会社だからということもありますが、「皆の役に立つ保険」を追及しているjustInCaseはかなり好感が持てるなと個人的には思います。

ちなみにこのような後払い形式の保険は「P2P保険」とも呼ばれており、近年では中国のアリババグループが発売した「相互宝」がリリース1年で1億人が加入したという大きな成功事例を出しています。そのことからP2P保険は保険業界で大いに注目され、今回日本のjustInCaseという少額短期保険会社から発売される形となりました。

保障内容がとてもシンプルで分かりやすい

「保険って中身が分かりにくくて理解しきれないんだよなぁ・・」という方も少なくないと思いますが、わりかん保険であればそんな心配をしなくて済みます。

というのも、この保険は中身が超シンプルだからです。

  • がんと診断されたら80万円(上皮内がんも含む)
  • 死亡したら5万円~300万円(年齢により異なる)

※ どちらかが支払われた時点で保険契約は消滅

内容はこれだけです。他のがん保険と比べてもかなり分かりやすいのではないかと思います。

がん診断一時金が80万円という額で、一回のみの支給になるのは賛否が分かれるところだと思いますが、がん治療費の自己負担額の平均は大体20万円~60万円程度となっていますので、80万円あれば1回のがん治療なら問題なく対応できるのではないかと思います。

ただし、重い症状で長期治療が必要になったり、または再発を繰り返す場合にはこの保険だけでは対処は難しくなるかもしれません。

また、死亡保険金が5万円~300万円と幅広いですが、これは保険料を公平にするためと考えられます。

改めて保険料と死亡保険金の表を見てみますと

契約日の満年齢保険料上限死亡保険金
(男性)
死亡保険金
(女性)
20~24歳500円/月200万円300万円
25~29歳180万円180万円
30~34歳150万円60万円
35~39歳110万円10万円
40~44歳990円/月200万円140万円
45~49歳120万円60万円
50~54歳50万円30万円
55~59歳3,190円/月190万円300万円
60~64歳90万円240万円
65~69歳30万円160万円
70~74歳5万円90万円

このようになっていますが、例えば20歳から39歳までは同じ保険料(500円上限)ですが、年齢が20歳の人と39歳の人とでは当然がんの罹患率に差があるため、同じ保険料では公平ではありません。

そのため、この500円の枠内で死亡保険金に差をつけることで公平さを保っているということになります。

実質保険料が異常に安い!

わりかんがん保険ではがんになったら80万円が貰えるという内容でありながら、保険料は非常に安いです。

基本的な月額保険料上限はこのようになっています。

  • 20歳~39歳:500円
  • 40歳~54歳:990円
  • 55歳~74歳:3,190円

※ この保険は1年更新であり、上記の年齢に当てはまる保険料を支払うという仕組みになっています。一生涯保険料が変わらないがん保険という訳ではありませんので、その点はご注意ください。

一般的ながん保険と比べるとかなり安い保険料ですが、この保険は後払い形式のため、加入者が誰もがんにならなかったら保険料は0円のままなのです。つまり、払わなくていいのですね。

実際に、2020年2月以降、20~39歳では3回しか保険料の支払いが発生していません。現在は22年3月なので、2年間で1,500円の保険料しか払っていないことになります。月換算だと60円くらいです。

ちなみに2020年2月から2022年2月までの各年代での支払い実績はこのようになっています。

20~39歳3回(合計1,500円、月平均60円
40~54歳9回(合計7,354円、月平均294円
55~74歳6回(合計19,140円、月平均766円

ということで、これまでのデータを見てみる限りでは、実質的な保険料はかなり低いということが分かります。このリーズナブルさは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

ただ、今後加入者の増えていくにつれて支払い回数は自然と増えていくかと思いますので、これまでのように安く済ませられるかどうかは微妙です。

とはいえ、そもそもの上限額が全然高くありませんので、安さを求めるならこのがん保険は大きな魅力があるのに間違いはありません。

デメリット部分・注意点を挙げてみる

保障内容が物足りない

この保険は保険料が安いというだけあり、保障内容はちょっと物足りないというのが正直なところです。

一応がん診断一時金は80万円が支払われるものの、一度支払われたらこの保険契約は消滅してしまいます。生涯で一度しかがんにかからないという場合ならこれでも良いですが、がんは再発のリスクが高く、この保険では備えられない可能性が出てくるのがちょっと痛いです。

そして一度がんになってしまうと通常のがん保険への加入が難しくなってしまうので、もし他にがん保険に加入していなかった場合は保障なしの状態で今後過ごしてかなければいけません。

また、がん治療には先進医療や自由診療という「全額自己負担の治療」もありますが、その治療費に対する保障はありません。

がんの状況によっては先進医療や自由診療を受けざるを得ないという状況になることもゼロではありませんので、そうなると数百万円を自己負担で何とかしないといけない可能性も出てきてしまいます。

先進医療の中でも治療費が特に高い陽子線治療と重粒子線治療(治療費:250万円~300万円)は、両方ともがん治療に該当

保障内容がシンプルで保険料も安いというのは確かに魅力ではありますが、がんの治療費に対して出来るだけ万全に備えたい場合はこの保険だけでは物足りないかなというのが本音です。

老後に保障がなくなる

このわりかん保険は74歳までは保障がありますが、75歳以降は保障がなくなってしまいます。

がんは年齢が高くなるほど罹患率が高くなるという病気なので、老後にこそ備えたいという人もたくさんいると思いますが、そういう方はこの保険ではなく、終身がん保険に加入しておく必要があります。

ただ、老後は医療費の自己負担もかなり少なくなりますし、さらに今後の医療の発達を予測すると、がん保険が老後もずっと必要になるかどうかは意外と微妙なところなんじゃないかと考えている自分もいたりします。

何が正解かは将来になってみないと分からないですが、保険の本質である「不安に備える」という点で「どこを不安視するか」を重視すると、どこまで保険を用意するべきかが決まるのかなと思います。

ちなみに私は将来の資産の方を不安視(というか重要視)していますので、保険については保険料を極力安くしたいと考えています。

つまり、個人的にはこのわりかん保険は私のニーズに応えている商品なので、実はかなり気に入っています。

taka
taka
ちなみに私の老後時代は医療がとても発達しており、がんでもすぐに治療できるようになっている・・という未来を期待しています(笑)意外と不可能でもないような気がしますが、どうでしょうか・・

保険が継続されるのかが不安

わりかん保険は2022年3月時点ではまだ4,500人程度しか加入者がいません。そして上限となる保険料も安く設定されているのが現状です。

保険料の設定は超絶頭が良い人が決めているので私なんかが不安に思う必要はないんですが、もし運悪く保険料の支払い(がんになる人)がたくさん出る状況が数ヶ月続いた場合、保険商品として継続ができないんじゃないかなとふと考えてしまいます。

多分余計な心配だとは思いますが、このくらいの加入者数だと運次第で計算上の確率を超えることもあり得るんじゃでしょうか。

私としてもこの保険は長続きして欲しいと思っているので、そうならないことを願っています。

わりかん保険の参考プラン

justInCaseのがん保険「わりかん保険」を契約する場合の参考プランを紹介します。

契約期間・他にがん保険に入っている人は子供が独立するまで、または定年退職するまで。
・他にがん保険に入っていない人は満期まで。
特約なし

【評価・まとめ】保険料の安さを求めるならコレ一択!

色々とメリットとデメリットがある保険ではありますが、個人的には結構アリなんじゃないかと思います。

ただ、人によります。老後にかけて、再発を含めてしっかりとがんに対する保障が欲しい人には正直向いていません。すでにがん保険に入っていて補助的に加入するなら良いですが、この保険をメインとするのは辞めた方が良いですね。

ですが、私のように「今は投資を重視して、老後の資金を出来るだけ貯めておきたい」という場合は、この保険だけでも良いんじゃないかと思います。

ここ数十年の医療の進歩を考えても、将来はかなり効率よくがん治療もできるようになると予想していることもありますが、個人的には自己負担額が少なくなる老後に備えるのはあくまでも貯蓄で良いのではないかと考えています。

それまでの補助的な役割として、このように保険料が非常に安いがん保険はかなりアリなのではないでしょうか。

ちなみに、安さを求めるならこれ以上のがん保険は現状ではありません。

保険の詳細、申し込みなどは公式サイトへどうぞ。

わりかん がん保険 | justInCase