- がん保険
- 終身保障
- 掛け捨て
- 保険料は加入時のまま
- この商品のお勧め度:4.0
FWD富士生命のがん保険です。
2020年11月2日に発売された商品ですが、保障がかなり充実された分、以前のがん保険と比べると保険料が高くなってしまっています。
結論を言ってしまうと、主契約の「がん診断給付金」だけを見るなら朝日生命のスマイルセブンSuperの方が保険料・保障内容ともに優れています。
ただし、特約はかなり良いものが揃っているため、「がん保障をできるだけ充実させたい!」という方にはお勧めかと思います。
それでは、この商品について詳しく見ていきましょう。
FWD富士生命「FWDがんベスト・ゴールド」の保障内容
FWD富士生命のがん保険「FWDがんベスト・ゴールド」の基本的な情報をまとめています。
出来るだけ分かりやすく書いていますが、よく分からない点などあればコメント等で遠慮なく聞いてきてください(^^)
保険料
契約年齢 | 診断給付金 50万円 | 診断給付金 100万円 |
---|---|---|
20歳 | 1,252円 | 1,855円 |
30歳 | 1,721円 | 2,752円 |
40歳 | 2,472円 | 4,218円 |
50歳 | 3,813円 | 6,835円 |
契約年齢 | 診断給付金 50万円 | 診断給付金 100万円 |
---|---|---|
20歳 | 1,301円 | 1,967円 |
30歳 | 1,628円 | 2,613円 |
40歳 | 2,081円 | 3,479円 |
50歳 | 2,650円 | 4,535円 |
保険データ
総合評価 | (4.0) |
---|---|
診断給付金の 給付条件 | (4.5) |
契約年齢 | 0~80歳 |
保険料払込期間 | 終身払、70歳払済、65歳払済、60歳払済 |
保険料の払込方法 | 月払、年払 ※ 通販の場合は月払のみ |
保険料の払込経路 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
主契約 (がん診断給付金) | ・5万円~300万円(5万円単位) ・1年に1回を限度に回数無制限 ・上皮内新生物も対象 【支払条件】 |
特約 | 【がん治療給付金特約】 所定の抗がん剤・ホルモン剤・放射線による治療のための入院または通院をした場合、給付金を回数無制限で受け取れる。 (同一月に1回を限度) |
【がん収入サポート特約】 がん診断給付金に加えてがん収入サポート給付金を受け取れる。 (がん収サポート給付金月額×12回) | |
【自由診療抗がん剤治療特約】 保険診療および先進医療の対象外となる所定の抗がん剤・ホルモン剤による治療を受けた場合、通算3,000万円まで給付金を受け取れる。 | |
【がん診断給付金通院不担保特則】 がん診断給付金の2回目以降の支払いで「通院」が対象外になる。 | |
【がん先進医療特約】 がん治療の先進医療を受けたとき、技術料と同額が支給される(通算2,000万円)。 さらに10%相当額も支給される。 | |
【がん手術特約】 がん治療の手術を受けたとき、給付金を受け取れる。 | |
【女性がんケア特約】 女性特有のがん治療の手術を受けたとき、給付金を受け取れる。 乳房再建術を受けたとき、給付金を受け取れる。 | |
公式サイト | ・FWDがんベスト・ゴールド|がん保険|FWD富士生命 ・パンフレット(2020年11月) |
評価ポイント(メリット部分)
「がん診断給付金」の内容ががん保険の中でも特に充実している
FWDがんベスト・ゴールドは今あるがん保険の中でも「がん診断給付金」の保障内容が特に充実しています。
具体的には
FWDがんベスト・ゴールド | 他のがん保険 | |
---|---|---|
がんの範囲 | 上皮内新生物も含む | 上皮内新生物は含まないことが多い |
支払限度 | 1年に1回限度で 回数無制限 | 2年に1回限度で回数無制限 または1年に1回限度で5回までなど |
2回目以降の 支払条件 | がん治療による入院または通院 | がん治療による入院のみ |
となっています。
まず、がん診断給付金で上皮内新生物も保障に含んでいるがん保険は限られていますが、この保険ではしっかりと含まれています。
支払限度についても「1年に1回限度で回数無制限」というのは、現時点で最も優れています。他だと2年に1回限度だったり、1年に1回限度だとしても5回までだったりするので、この点も良いですね。
また、がん診断給付金と言うのは、初回こそがんと診断されたら給付金が貰えるようになっていますが、2回目以降は「がん治療を目的とした入院をした場合」となっていることが多いです。
最近のがん治療は通院だけで済んでしまうケースが増えており、今後も増え続けていくと予想されています。そのため、「入院のみ」という条件だと、給付金がもらえない場合があるのですね。
その点、FWDがんベスト・ゴールドだと入院だけでなく通院も範囲に含まれているため、給付金がもらえなくなる心配が少なくなっています。
また、主契約ですでに「保険料払込免除」が付いているため、基本的には主契約だけでかなりの範囲をフォローしてくえることになります。
これに先進医療特約を付ければ、基本的には安心のがん保障が得られると言えます。
初めてがんと診断確定された後の保険料の払い込みが免除される保障。
他のがん保険の場合、基本的には特約で付ける必要がある。
特約も非常に充実しており、がんに関してはこの保険一つで大丈夫と言う体制が整います。
ただし、確かに保障内容はがん保険の中ではトップクラスで充実していますが、その分だけ保険料が高くなってしまっています。
どのくらい高いかと言うと、がん保険としては特にお勧めの位置付けにあり、7大疾病を保障してくれる優秀がん保険である「朝日生命のスマイルセブンSuper」と同じくらいの高さになっています。
これについてはデメリット部分で詳しく解説していますので、この保険に興味がある方はそちらもぜひチェックしておいてください。
子供のがん保険加入に使える
FWDがんベスト・ゴールドは0歳から加入することができます。つまり、子供のうちから加入できるということです。
がん保険としてお勧めのスマイルセブンSuperは15歳から、終身ガン治療プレミアムDXは子供のころだと程よいプランがないといことで、0歳から自由に保障内容が選べるFWDがんベスト・ゴールドは子供の保険選びの強い味方になってくれます。
ただ、
という疑問を持つ方もたくさんいることでしょう。実は子供のころから加入すると以下のメリットが付いてきます。
- 保険料の払込総額が安くなる
- がん保険に入れなくなるリスクがなくなる
基本的に生命保険は若いうちに入った方が支払う保険料の総額が安くなるという仕組みになっているため、子供のころから加入することでそのメリットを最大化させることができます。
また、一度でもがんになってしまうと、通常のがん保険に加入することができなくなります。
そのため、できるだけ早いうちにがん保険に入ることにはそれなりのメリットがあるのですね。
デメリットとしては、今後さらに良いがん保険が出る可能性は高いと思いますので、そうなると乗り換えの時に悩むかもしれないという点があります。
ただ、それを考慮しても子供のころからがん保険に加入することはメリットの方が強いと思いますので、その味方になってくれるFWDがんベスト・ゴールドは検討の余地があるのではないかと思います。
特約が充実している
FWDがんベスト・ゴールドは特約がとにかく充実しています。
- 月ごとに給付金を受け取れるため、長期間のがんに備えられる
- がんによる収入減をサポートしてくれる
- 自由診療の抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた場合に給付金を受け取れる
- 女性特有のがんの場合に給付金を受け取れる
- 先進医療を受けたときに技術料と同額を受け取れる
- がん治療の手術を受けたときに給付金をもらえる
特約を付ければ先進医療や自由診療にも対応できるため、がんに対しての安心感はかなりのものがあります。
ただし、これらを全て付けると保険料がとても高くなりますので、家計と相談のうえで必要なモノだけ付けていくと良いですね。
個人的には先進医療と自由診療を保障する特約はお勧めです。他は家庭の状況に応じて・・というところでしょうか。
ちなみに、特約についてはこちらの章で詳しく解説しています。
健康相談サービス+がん治験情報提供サービスが優秀
FWDがんベスト・ゴールドに加入すると、ティーペック社やリーズンホワイ社が提供する健康相談サービスを無料で利用することができます。
このようなサービスは加入後に忘れてしまうことが多く、結局一度も使わなったという人がほとんどだと思います。
ですが、例えば24時間・年中無休の健康相談は「赤ちゃんが夜中に熱を出した」「夜中にやっている救急病院が知りたい」といった緊急時に非常に役立ってくれます。また、優秀専門臨床医を紹介してくれる「セカンドオピニオンサービス」も行っていますので、がん治療に対して専門医の相談を受けることができるようになっています。
ティーペック社はこれらのサービスの質が良いと評判ですので、緊急時にはかなり役立つサービスになると思います。何かあった際はぜひ利用してみてください。
具体的には以下のサービスが受けられます。
ベストホスピタルネットワークサービス | ・ヘルスカウンターによる相談 ・面談・電話によるセカンドオピニオン(2つ目の意見) ・受診手配・紹介サービス |
---|---|
がんトータルサポートサービス | がんに関する専門スタッフが質問に答えてくれる。 粒子線治療の相談と実施医療機関の紹介、がんPET検診受診のためのトータルサポート、がんによるショックや不安などのメンタルサポートなどを実施。 |
健康医療相談サービス | 医師、保健師、看護師等の資格をもつ経験豊かなティーペックの相談スタッフが、日々の健康や病気・ケガへの不安、そして病気・ケガをした際の緊急時の対処等、24時間・年中無休でサポート。 |
こころのサポートサービス | こころの悩み、不安、心配事について電話や面談によるカウンセリングを受けられるサービス。 ※ 年間3回(1回約50分)まで無料。 |
糖尿病トータルサポートサービス | 地域糖尿病療養指導士等、専門の保健師、看護師に糖尿病について相談できる。必要に応じて優秀糖尿病臨床医の紹介、または糖尿病専門医のいる医療機関を案内してくれる。 |
Findme F (ファインドミーエフ) | 相談内容と、検査データもしくは紹介状の内容をWeb上で入力・送信すると、がんの専門医が患者さまを見つけて、治療方法についての提案を受けることができる。 |
また、新たに登場したサービスの中で注目なのが「FWDがん地検情報提供サービス」です。Buzzreach社が提供しています。
このサービスの内容は以下の通りです。
一般では探すことが難しい「がん治験に関する情報」を分かりやすく検索することができ、自分にあったがん治験を探すことができる。
- 日本全国で実施中のがん治験情報をWeb上で検索。
- 自分にあった治験を選択し、参加申込みができる。
- がん治験に関するご相談・ご質問を電話で受けてくれる。
がん治験に関する情報を検索することができるようになるため、最後までがん治療を諦めない方にとっての選択肢にもなるかと思います。
個人的に、このサービスはかなり有益だと感じています。
デメリット部分・注意点を挙げてみる
リーズナブルではなくなり、内容も朝日生命に負けている・・
FWDがんベスト・ゴールドはがん保険としての保障がかなり充実していますが、その分保険料がかなり高くなっています。
2020年10月まで販売されていた「新がんベスト・ゴールドα」と比べると、2020年11月に発売された当商品の方が1.5倍くらい高くなっています。かなりの差ですね。
確かに、依然と比べると
- 上皮内新生物も対象になった
- 2年に1回限度が1年に1回限度になった
- 2回目以降の支払条件に「通院」が加わった
などのメリットが加わりましたが、正直言って上皮内新生物は対象にしなくても良いですし、以前の安い時の方が魅力を感じたりします。
そして決定的にダメなのが「朝日生命に内容で負けている」ということ。
がん保険には朝日生命のスマイルセブンSuperという「がんを含む7大疾病を保障してくれる」という素晴らしい内容のがん保険があるのですが、保険料・保障内容ともにFWDがんベスト・ゴールドの方が負けてしまっています。
FWDがん・ベストゴールド | 朝日生命 スマイルセブンSuper | |
---|---|---|
主契約の 保障の範囲 | がん(上皮内新生物を含む) | ・がん(上皮内新生物を含む) ・急性心筋梗塞・拡張型心筋症 ・脳卒中・脳動脈瘤 ・糖尿病 ・慢性腎不全 ・肝硬変 ・高血圧性疾患 |
がんの1回目の 支払条件 | 診断確定 | 診断確定 |
がんの2回目以降の 支払条件 | ・新たながんと診断確定 ・診断確定されたがんの再発・転移 ・がん治療のための入院または通院 | 診断確定 |
支払限度 | 1年に1回限度で 回数無制限 | 1年に1回限度で 回数無制限 |
保険料払込免除 | 主契約に含まれる | 特約で付ける必要がある |
主契約を見た場合、差は明らかです。保険料払込免除だけはFWDがん・ベストゴールドが勝っていますが、主契約の保障範囲は惨敗、がんの2回目以降の支払条件では微妙に負けてしまっています。
がんの保障だけを見ても負けているうえに、スマイルセブンSuperはさらに6つの保障まで付いているのです。
では、保険料はどうでしょうか?先ほど一つだけ勝っていた「保険料払込免除」ですが、朝日生命の方も簡単に特約で付けられるので、両方とも保険料払込免除が付いている条件にして保険料を比較してみましょう。
契約年齢 | FWDがん・ベストゴールド | スマイルセブンSuper (6大疾病50万円) | スマイルセブンSuper (6大疾病100万円) |
---|---|---|---|
20歳 | 1,855円 | 1,740円 | 1,980円 |
30歳 | 2,752円 | 2,570円 | 2,910円 |
40歳 | 4,218円 | 4,020円 | 4,540円 |
50歳 | 6,835円 | 6,550円 | 7,310円 |
契約年齢 | FWDがん・ベストゴールド | スマイルセブンSuper (6大疾病50万円) | スマイルセブンSuper (6大疾病100万円) |
---|---|---|---|
20歳 | 1,967円 | 1,770円 | 1,910円 |
30歳 | 2,613円 | 2,380円 | 2,560円 |
40歳 | 3,479円 | 3,230円 | 3,490円 |
50歳 | 4,535円 | 4,450円 | 4,810円 |
けっこう衝撃的な結果が出ましたね。
スマイルセブンSuperはがんの保障だけを見てもFWDがん・ベストゴールドより上、さらに6大疾病の保障まで付いていながら、それでもFWDがん・ベストゴールドと同じくらいの保険料になっているのです。
しかも6代疾病を50%(今回のケースだと50万円)にした場合は、FWDがん・ベストゴールドよりも安いという結果になりました。
そうなのです、がんだけを保障しているFWDがん・ベストゴールドよりも、7大疾病を保障(6大疾病は50%保障)にしているスマイルセブンSuperの方が安く済んでしまうのですね。
以前の保険料が安い時代であったら「リーズナブルを求めるならお勧めですよ!」と言えたのですが、FWDがん・ベストゴールドはリーズナブルではなくなっているし、内容的にもスマイルセブンSuperに負けてしまっています。
この保険を検討するなら、朝日生命のスマイルセブンSuperの方が良いかと思います。詳しい商品内容については以下をご覧ください。
特約について
FWD富士生命のがん保険「FWDがんベスト・ゴールド」にはいくつかの特約が用意されていますので、それらの特徴、メリットとデメリットを評価してみたいと思います。
がん治療給付金特約
所定の抗がん剤・ホルモン剤・放射線による治療のための入院または通院をした場合、給付金を回数無制限(同一月に1回)で受け取れる特約です。
優秀ながん保険の一つである「チューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアムDX」の主契約と似た内容の特約です。
で、この特約はどうなのかというと、正直言ってかなり優秀です。
まずこの特約、保険料が安いです。
月の給付金10万円の場合
- 20歳男性:268円
- 30歳男性:393円
- 20歳女性:427円
- 30歳女性:659円
この保険料でありながら、抗がん剤・ホルモン剤・放射線治療で入院または通院をした場合に、月1回を上限として給付金がもらえるのです。
回数は無制限。つまり、長期間のがん治療にも備えられるという特約になっています。
終身ガン治療保険プレミアムDXの「自由診療の保障がないバージョン」です。この内容と保険料の安さはかなりメリットがありますので、特約としてはかなり優秀な内容だと思います。
自由診療抗がん剤治療特約
保険診療および先進医療の対象外となる所定の抗がん剤・ホルモン剤による治療を受けた場合、通算3,000万円まで給付金を受け取れるという特約です。
自由診療に備えられるがん保険は少ないので、この特約を付けることで穴がなくなり、より充実のがん保障を得られることができます。
また、この特約の保険料はそれほど高くありません。むしろかなり安いです。
- 20歳男性:358円
- 30歳男性:359円
- 20歳女性:359円
- 30歳女性:389円
自由診療の保障としては格安です。SBI損保にも自由診療を保障してくれるがん保険がありますが、それよりも断然安いです。
また、上で解説しているがん治療給付金特約と合わせて「チューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアムDX」の代わりにもなります。
特約としてはかなり優秀なので、自由診療にも備えたいという方は検討すべき特約と言えます。
がん先進医療特約
がん治療の先進医療を受けたとき、技術料と同額が支給される特約です。通算で2,000万円が上限です。
また、それとは別に上記の給付金の10%相当額が一時金として支給されるようになっています。他のがん保険だとこの10%上乗せ保障が付いてないところもあるので、この点はメリット部分となります。
ただし、この特約はあくまでも「がんの先進医療」に限定されており、がん以外の先進医療に関しては対応していません。
一般的な医療保険、そして朝日生命のスマイルセブンSuperはがんに限定されずに保障してくれるため、その点はこの特約のデメリット部分と言えますね。
まあ、そうはいってもがんの先進医療の中には陽子線治療や重粒子線治療など、300万円前後の大きな治療費がかかる先進医療があります。
がんに限定されるとはいえ、先進医療特約はとても必要性が高いです。なので、結局は付加しておくことをお勧めします。
がん収入サポート特約
がん診断給付金に加えて、がん収入サポート給付金を受け取れる特約です。
主契約の支払事由に該当した場合に合計12回受け取ることができます。そしてその後に再びがんになった場合、再度給付金を合計12回受け取ることができます。
この特約も内容が良いわりに保険料が安いです。
月額5万円の場合
- 20歳男性:439円
- 30歳男性:672円
- 20歳女性:663円
- 30歳女性:958円
この保険料で月額5万円×12回=合計60万円を受け取ることができます。
計算してみるとこの特約、けっこう割が良いです。
例えば男性30歳の場合
- がん診断給付金100万円:2,752円
- がん診断給付金50万円+がん収入サポート月額5万円(合計110万円):2,393円
後者の方が給付金を多く貰えて、なおかつ保険料が安くなっているのです。
しかも支払条件はどちらも「主契約の支払事由」なので、条件は同じです。なのに後者の方がお得に契約できることになっています。
うーん、これはどういう計算になっているのでしょうか・・。よくわかりませんね(^^;)
とりあえず、普通に契約するよりも、主契約の金額を低くしてその分をこの特約を加えた方が安くなるみたいです。かなりメリットある特約と言えるでしょう。
女性がんケア特約
女性特有のがん治療の手術を受けたとき、または乳房再建術を受けたときに給付金を受け取れる特約です。
給付金額10万円で、保険料は月々150円~200円くらいで付けることができます。一見すると安く見えますね。
ただ、女性特有のがんや乳房再建術に限定されていて、さらに10万円しかもらえないのに月額保険料が150円~200円というのは、正直言って微妙なところかなと思います。
FWDがんベスト・ゴールドには他にも役立つ特約がたくさんありますので、わざわざこの特約を選ぶ必要はないかなと思えます。
FWDがんベスト・ゴールドの参考プラン
FWD富士生命のがん保険「FWDがんベスト・ゴールド」を契約する場合の参考プランを紹介します。
がん診断給付金 | 50万円 |
---|---|
保険料払込期間 | 終身 |
特約 | ・がん先進医療特約 (自由診療抗がん剤治療特約) |
自由診療抗がん剤治療特約は余裕があれば付けておくと良いでしょう。
【評価・まとめ】内容がとても良いが、スマイルセブンSuperに分があるか
FWDがんベスト・ゴールドは確かにがん治療に対する保障が充実しています。主契約はもちろん、特約も他にはないほど良いものが揃っています。
保険料は確かに高めですが、保障が良いのであれば許したいところなのですが・・。
ダメなのが「朝日生命のスマイルセブンSuperに保険料でも保障内容でも負けている」というところですよね。
ちなみにスマイルセブンSuperとは
- がんを含む7大疾病を保障してくれる
- それぞれの支払条件もかなり良い
- 特にがんの支払条件が群を抜いて素晴らしい
という、がん保険の中でも特に注目の商品です。
このスマイルセブンSuperと比べた場合、保障内容でも保険料でも負けてしまっているのです。(詳しくは→デメリット部分で詳しく解説)
がん診断給付金の内容
→スマイルセブンSuperに軍配
主契約の保障内容
→FWDがん・ベストゴールドはがんのみ
→スマイルセブンSuperはがんを含む7大疾病
保険料は
→同じくらい(むしろ6大疾病を50%にした場合のスマイルセブンSuperの方が安くなる)
という結果になっています。
FWDがんベスト・ゴールドは特約が素晴らしいものが揃っているのですが、主契約で後れを取ってしまっているので、ちょっと選びにくいなという印象を持ってしまいますね。
単純にがん診断給付金のみで考えるなら、スマイルセブンSuperを選んだ方が良いと思います。
ただし、FWDがんベスト・ゴールドは特約が本当に良いものが揃っているので、「徹底的にがん保障を充実したい!」という方であれば検討しても良いのかなと思っています。
それと、0歳からでも加入できるので、子供のうちからがん保険に加入させたいという場合はお勧めとなります。
参考になれば幸いです。
公式サイトはこちら
FWDがんベスト・ゴールド|がん保険|FWD富士生命