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【知識としては最高!】FP資格を取って実際に役立ったこと5選【就職・転職にはあまり使えない・・】

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どうもこんにちは!ファイナンシャルプランナーのtakaと申します。

今日は「FP資格を取って実際に役立ったこと5選」について解説していきたいと思います。

  • FP資格ってなんの役に立つの?
  • FP資格って取る意味あるの?
  • 取った方が実生活に役立つの??

私はFP資格は一応全て取得しているのですが、それを言うと上記のようなことをよく聞かれます。

巷では「FP資格は取得しても全然役に立たないよ!」という声もあるのですが、実際のところはどうなのか、気になっている方も多いのではないかと思います。

特にこれからFP資格を取ろうとしている方にとって、この資格を取ることで自分にとって何がプラスになるのかを知ることは、試験勉強のモチベーションにも大きくかかわってくるかと思います。

そんなわけで、今回はFP資格を取ることで私が実際に役立ったことを5つ挙げながら解説していきたいと思います。

taka
taka
結論を先に言いますと、FP資格は就職や転職などで役に立つことはあまりないですが、実生活に活かせるお金の知識をとても多く学べる資格だと実感しています。

教養としてはほぼ全ての方にお勧めしたい資格だと思っていますので、その理由などを解説していきたいと思います。

また、今回の内容はYoutubeの方でも解説していますので、読むのが面倒くさいという方は動画でチェックしてみてください。

それでは、いきます。

お金に関しての基礎知識が身につく

私たちが生活する上で必ずかかわるもので、特に重要な存在となっているのが「お金」です。お金の重要性は皆さん身に染みて分かっているはずですので、今更説明する必要はないですね。

ところが、そんな重要なお金のことについて、日本の学校ではほとんど教えてくれません。

それに日本ではお金の話はタブーだと思い込んでいる方がかなり多くいますので、今までお金に関する知識を学んでこなかったという方がほとんどだと思います。

ですが、お金の知識を身に着けておくことはとても重要なことになります。何故なら、人生で起こる問題の多くはお金に関係することなので、お金の知識があればそれらの問題を避けたり、上手く解決できたりするからですね。

例えば、FP資格ではライフプランニングやリタイヤメントプランニングを学びますが、これによって人生でどのくらいお金が必要になるのかが分かり、今の収入でそれが足りないということが分かれば、今のうちに支出を減らす生活にシフトすることもできます。

お金の知識が身に着くと人生の設計が出来るようになるので、人生の分かれ道でどういう選択をするのがベストか、その判断を下す力にもなってくれます。

また、税金の知識があればこれまで気付かなかった所得控除も活かせるようになったりするので、払いすぎている税金を取り戻すこともできます。

公的年金を取ってみても、実は65歳から貰える老齢年金だけではなく、遺族年金や障害年金など、いざという時に非常に役立つ仕組みを作ってくれていることが分かります。

健康保険についても医療費の3割負担という点だけが目立っていますが、実は傷病手当金や高額療養費制度など、いざという時に非常に役立つ仕組みも用意してくれているのです。

れらを知らないと悪徳FPに騙されて不安をあおられ、結果として余計な生命保険に加入するということに繋がります。

実は私も国民年金や健康保険料を払っていなかった・・、というかお金がなくて払えなかった時期があったのですが、FPの勉強をしていくうちに払わないことのデメリットに気付き、一生懸命追納をしだしたという経緯があります。

taka
taka
FPの勉強をすることでそのような「日常的で基礎的な金融知識」を学べたので、私はかなり役に立ったと感じましたね。

投資・資産運用への意識が高くなった

投資や資産運用に大きな興味が出たのもFP資格を勉強してからですね。

ぶっちゃけて言うと、FPの勉強をしていて、直接的に投資に役立ったということはほぼないです。

ただ、FPでは金融商品の種類や知識をかなり勉強するので、投資に対する心理的な抵抗というか、騙されて破産しちゃうんじゃないか・・という悪いイメージがなくなりました。

FPの勉強のおかげで株や投資信託、ETF、債権について正しく理解することができたし、それが入り口になって「もっと投資について深く知りたい!」という欲求が出てきたのは、今考えるととても良かったと思いますね。

で、調べてみると信頼性が高く、手数料が低くてリターンも期待できる商品がいくつかあることも知りました。

正しく投資すれば年間5%を複利で運用することも十分可能と言うことが分かったので、今では銀行に預けるお金は資産の3割くらいにして、残りの7割は株や投資信託・ETF・仮想通貨・金などに投資するようになりました。

ちなみに、月々5万円の積立投資をしていてい、リターンで年間5%を期待できる場合、20年後は2055万円くらいになってくれます。

引用:積立かんたんシミュレーション | 楽天証券

投資元本は1200万円なので、855万円も増えてくれたことになります。

ここから税金がひかれるので正確にはもう少し減ってしまうのですが、銀行に預けるよりは全然増えてくれるので、投資ってすごいなと思いましたね。

ちなみに、リターンは控えめに年間5%と言いましたが、実際はそれ以上も全然狙えそうですので、恐らく20年後には元本の倍以上に増えてくれているだろうと思いますね。

コロナの大暴落で大きく資産が減った時期もありましたが、今はかなり回復しており、今後はかなり楽しみなことになんじゃないかと思っています。投資に興味を持って徹底的に調べたあの頃の自分を今はほめたいですね。

この投資についてはFP資格が直接役に立ったという訳ではないですが、投資の心理的な壁を壊してくれて、間接的に資産運用のきっかけになったのは事実なので、はFP資格のおかげといえると思います。

ちなみに、どんな商品を運用しているのか、気になる方もいると思いますが、ここで解説すると長くなってしまうので、それについてはまた別の機会に詳しく語っていきたいと思います。

節約について敏感になった

FPってライフプランについても学んでいくのですが、このライフプランを意識するようになると、いかに固定費を減らすのが重要かが分かるようになります。

ちなみにライフプランの表はこんな感じで作ります。

人生の計画を一目で分かるようにするのがライフプラン表で、これを作ることで大きな支出などが必要なタイミングや必要となる資産の総額を把握できるようになります。

これを作って意識するようになると、もう本当に「支出を減らすことの重要性」が身に染みて分かるようになります。

何故なら、ライフプラン表で普通に資産がマイナスになったりするからです。その時のストレスとかを想像すると、「あ、今のうちに固定費を削って節約しよう!」という意識に強制的になるんですよね。

ちなみに、具体的に意識するようになったのは以下の点です。

  • 安い家賃への引っ越し
  • 格安シムへの移行
  • 光熱費の見直し
  • 経費に入るかどうかを考えてから買う
  • 安いスーパーを探して徹底的に使う
  • 余計なものは買わない(そもそも物欲がないので簡単だった)
  • 外で飲まずに家で飲む
  • 運動はジムを使わず、家で筋トレしたり、散歩やジョギングをする

これらをやるようにしましたね。最初こそ手間になって面倒なものが多いですが、一度設定すると変える必要がないものが多いのですね。

また、持ち家の方は住宅ローンを組んでいると思いますが、住宅ローンの繰り上げ返済や借り換えなどをして、最終的に節約になるように検討するのも良いですね。

あとは車ですが、こちらも駐車場代や維持費を考慮すると、カーシェアリングに変えるとかなり車関係の費用削減になるかと思います。もし可能であればやってみてはどうかと思います。

taka
taka
長い目でみるとこれらの節約は劇的に効果を生み出してくれるので、変えれるものはすぐにやってしまうことをお勧めします。

確定申告が楽しくなった

FPの勉強にはタックスプランニングという科目があって、簡単にいうと税金のことについて学ぶのですが、その勉強のおかげで、所得税や所得控除についての知識がかなり付きます。

この知識は確定申告をする際にかなり役立ちましたね。

元々私は早いうちから自営業でやっていたので、確定申告はその時からしていたのですが、FP資格を取る前はこの確定申告が分からな過ぎて毎回毎回苦痛でしょうがなかったんですよね。

ところが、FPの勉強をしだしてからは税金のことや控除のことがかなり分かるようになってきたので、そうなると確定申告についても理解できるようになって、かなり楽しくなっていったんですよね。

taka
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楽しくなると自然とそれについて学ぼうとするので、どんどん簡単になっていった感じですね。今では確定申告は結構楽しみなイベントになっているくらいです。

副業で役立った

これはかなり人によると思いますが、FP資格は結構副業をする上でかなり役立つのではないかと思います。

私は保険ブログを運営する上でFP資格を取ろうと思ったのですが、これを取ることで保険や金融の知識が得られることはもちろんなのですが、資格を持っていることでかなり信頼性が高まったという実感がありましたね。

ブログ上にFP資格取得者という明記をしてからは、お問い合わせやコメントで保険の質問をいただくことが一気に増えました。

やはりFP資格を取っていることで、「この人はちゃんとした知識がある人なのではないか」と思ってくれる人が多いような気がします。

おかげで保険ブログはかなりアクセスが増えたので、FP資格は本当に取って良かったと思いましたね。

taka
taka
それと、FPの自分に保険のことを相談してもらえるというのは、頼られているということですよね。人の役に立てているのを久しぶりに実感することが出来たんですが、頼られるというのは心の底から嬉しいことなんだということを再認識したこともいい経験でしたね。

まとめ

今回は「FP資格を取って実際に役立ったこと5選」をテーマに解説してみました。

  1. お金に関しての基礎知識が身につく
  2. 投資・資産運用への意識が高くなった
  3. 節約について敏感になった
  4. 確定申告が楽しくなった
  5. 副業で役立った

という感じですね。

繰り返しになりますが、FP資格は就職や転職などで役に立つことはあまりないので、そこを期待する人は別の資格を取得した方が良いんですけど、教養としてはとてもお勧めできる資格だと思います。

実生活に活かせるお金の知識をとても多く学べる、素晴らしい資格だと私は実感しています。

これからFP資格の勉強を開始するという方は、是非とも「この知識を最大限実生活に活かしていこう!」という意識を持って勉強してみてください。

その方が身に着きますし、覚えも早くなると思いますので。