- 収入保障保険(死亡・高度障害に備えられる)
- 非喫煙者割引がある
- 保険料が非常に安いが掛捨て
- この商品のお勧め度:3.5
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険です。
死亡保障と就業不能保障を組み合わせた3つのプラン(Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅳ型)から選ぶことができます。
健康割引があるため、健康的な生活を送る方(タバコを吸わず、血圧値・BMI値が正常)には保険料はかなり安くなりますが、残念ながら最安値ではありません。
不健康な方の場合も最安値ではありませんので、この保険に興味がある方は他の収入保障保険と保険料を比較してから検討していくのが良いでしょう。
お勧めの収入保障保険を見たい方はこちらのページをご覧ください。
それでは、この商品について詳しく見ていきましょう。
三井住友海上あいおい生命「&LIFE 収入保障保険(Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅳ型)」の保障内容
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険の基本的な情報をまとめています。
出来るだけ分かりやすく書いていますが、よく分からない点などあればコメント等で遠慮なく聞いてきてください(^^)
保険料
契約年齢 | Ⅰ型 | Ⅱ型 | Ⅳ型 |
---|---|---|---|
30歳 | 2,400円 | 3,520円 | 4,480円 |
40歳 | 2,930円 | 4,230円 | 5,150円 |
50歳 | 3,000円 | 4,690円 | 5,720円 |
契約年齢 | Ⅰ型 | Ⅱ型 | Ⅳ型 |
---|---|---|---|
30歳 | 1,880円 | 2,710円 | 3,370円 |
40歳 | 2,340円 | 3,250円 | 3,860円 |
50歳 | 2,370円 | 3,460円 | 4,050円 |
健康割引について
三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 収入保障保険(Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅳ型)」は健康割引(非喫煙者割引)が適用されます。
健康であればあるほど保険料が安くなるという嬉しいシステムです。また、珍しく優良運転者に対しても保険料が割引されるようになっています。
【非喫煙者割引】
・過去1年間喫煙していないこと
【健康体割引】
・最大血圧139以下/最小血圧89以下
・BMI値:18.0以上27.0以下の範囲内
【優良運転者(以下のいずれかに該当)】
・自動車保険の契約等級が12等級以上であること
・「ゴールド運転免許証」を持っていること
・運転免許を持っていないこと
保険データ
総合評価 | (3.5) |
---|---|
保険料の安さ | (4.0) |
保険金の受取方法 | ・年金受取 ・一括受取 ・一部一括受取 |
契約年齢 | 18~70歳 |
保険期間 保険料払込期間 | 15年・20年・25年・30年満了 50歳~80歳満了 |
保険料の払込方法 | 月払、半年払、年払 |
保険料の払込経路 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
特約 | 【メンタル就労不能障害保障特則】 精神障害により、障害等級1級または障害等級2級の状態なったとき、一時金が支払われる。 |
【新保険料払込免除特約】 がん・心疾患・脳血管疾患で所定の状態に該当した場合に、以後の保険料の払込みが免除される。 条件については後述。 | |
【リビング・ニーズ特約】 余命6ヵ月以内と判断された場合、死亡年金の一時支払額の全部または一部を生前に受取ることができる。 | |
ネット申し込み | あり。保険代理店よる対面も可能。 |
公式サイト | ・&LIFE 新総合収入保障ワイド・新総合収入保障・新収入保障 ・パンフレット(2019年6月) |
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅳ型の保障範囲と評価
三井住友海上あいおい生命の&LIFE 収入保障保険は3つのパターンに分かれています。
以下の表で分かりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。
商品名 | 死亡・高度障害 | 障害・介護 | 就労不能 (精神障害は除く) | |
---|---|---|---|---|
Ⅰ型 | &LIFE 新収入保障 | 〇 | × | × |
Ⅱ型 | &LIFE 新総合収入保障 | 〇 | 〇 | × |
Ⅳ型 | &LIFE 新総合収入保障ワイド | 〇 | 〇 | 〇 |
また、それぞれの条件については以下のようになっています。
死亡・高度障害 | 【収入保障年金】 ・死亡したとき。 |
---|---|
【高度障害年金】 ・約款所定の高度障害状態になったとき。 | |
障害・介護 | 【生活障害年金】 ・障害等級1級と認定されたとき。 ・約款所定の特定障害状態になったとき。 |
【生活介護年金】 ・要介護2以上の状態と認定されたとき。 ・65歳未満で、約款所定の生活介護状態が180日以上継続したとき。 | |
就労不能 | 【就労不能障害年金】 ・障害等級2級と認定されたとき。 ・約款所定の就労不能障害状態になったとき。 |
パッと見で「何が何だか分からないよ・・」という感じではないでしょうか?私も最初見たときはまさにそんな感じでした(^^;)
長々と解説しても混乱するだけだと思いますので、それぞれが実際にお勧めなのかどうか、できるだけ簡潔に評価していきたいと思います。
Ⅰ型(&LIFE 新収入保障)って実際どうなの?
死亡・高度障害の保障のみのプラン。一般的な収入保障保険と同じ保障内容。
この保険は基本的には「収入保障保険」ですので、まず気になるのは「収入保障保険としてどうなのか?」という点ですよね。
Ⅰ型(&LIFE 新収入保障)がまさに収入保障保険だけのプランですので、このⅠ型は実際どうなのかを調べてみたいと思います。
これについてですが、先に結論を言ってしまうと
保険料は確かに安いが、他と比べると微妙・・
という感じですね。
確かに三井住友海上あいおい生命では健康割引を取り入れています。この健康割引はタバコや血圧だけでなく、優良運転者(ゴールド免許など)を満たすことで通常よりもさらに保険料が安くなってくれるという画期的な仕組みになっています。
なのに・・
業界で最も保険料が安いFWD収入保障に勝てていないのはもちろん、他の主要な収入保障保険(T&Dフィナンシャル生命「家計にやさしい収入保障」)にも安さでは負けてしまっています。
では不健康な方(タバコを吸う+血圧高め)にはどうなのかと言うと、元々健康割引がない保険商品(オリックス生命の「Keep」やアクサダイレクト生命の「収入保障2」)の方が安くなっているのが現状です。
収入保障保険は安ければ安いほど価値が高いという特徴がありますので、それで見ると残念ながらこのⅠ型は選ぶ理由が少ないかと思います。
- 健康な人に向けての保険料が最安値ではない
- 不健康な人に向けての保険料も最安値ではない
- 残念ながら選ぶ理由は少ない・・
Ⅱ型(&LIFE 新総合収入保障)って実際どうなの?
「死亡・高度障害」+「障害・介護」のプラン。
一般的な収入保障保険に就業不能保険を加えた形(就業不能の条件は厳しめ)。
お次にⅡ型(&LIFE 新総合収入保障)を考察します。
Ⅱ型は死亡・高度障害だけでなく、就業不能状態になったときにも備えられるプランです。
ただ、就業不能の条件はかなり厳しいです。
生活障害年金 | ・障害等級1級と認定されたとき。 ・約款所定の特定障害状態になったとき。 |
---|---|
生活介護年金 | ・要介護2以上の状態と認定されたとき。 ・65歳未満で、約款所定の生活介護状態が180日以上継続したとき。 |
障害等級1級というのは「他人の介助がなければほぼ日常生活を送れない状態」を指すので、かなり厳しい条件です。
要介護2以上というのは「食事や排泄に何らかの介助が必要。立ち上がりや歩行などに何らかの支えが必要」という状態なので、こちらも常に介護が必要な「重い状態」ということが分かります。
また、約款所定の障害状態や生活介護状態も要件となっていますが、こちらはかなり細かい条件となっているので載せるのは控えますが、一言で言ってしまうとかなり重い状態でないと適用されないという理解で大丈夫です。
確かに収入保障保険と就業不能保険の2つに加入するよりもⅡ型だけに加入する方が安くなりますが、適用の条件がかなり厳しいので、これをどう捉えるかで判断が変わってきます。
私であれば収入保障保険はFWD収入保障に加入し、就業不能保険が欲しい場合はアクサダイレクト生命の「働けないときの安心」に加入するでしょう。安心感が違います。
ただ、Ⅱ型は就業不能保障が付いている割には本当に安いです。それが魅力なのも事実。
30歳男性、SD非喫煙者優良体
年金月額:10万円
保険期間:65歳満了
Ⅰ型の月額保険料:2,400円
Ⅱ型の月額保険料:3,520円
就業不能保障を+1,120円で付けることができる。
これに出来るだけ似せた条件で比べると
就業不能保険としてお勧めの「アクサダイレクト生命の働けないときの安心」に加入した場合は
・満額タイプ:2,370円
・ハーフタイプ:1,810円(約1年6ヵ月は給付金が50%削減されるタイプ)
満額タイプの約半額、ハーフタイプの2/3くらいの保険料で加入できるのは確かにちょっと魅力があります。
なので
それなりの保障で良いから、できるだけ安い方が良い
→Ⅱ型で加入
就労不能に対してしっかり備えたい
→アクサダイレクト生命の「働けないときの安心」
こんな感じで選ぶのも良いのかも知れませんね。
- 就業不能保障は条件が厳しく、利用機会は少ない
- なので、就業不能保障が欲しいなら専用の就業不能保険に加入する方が良い
- ただし、就業不能保障としては保険料がかなり安いので、安さ重視なら検討するのもあり
Ⅳ型(&LIFE 新総合収入保障ワイド)って実際どうなの?
「死亡・高度障害」+「障害・介護」+「就労不能」のプラン。
一般的な収入保障保険に就業不能保険を加えた形(Ⅱ型より就業不能の条件は広くなっている)。
Ⅳ型のみ、オプションでメンタル就労不能の特則も付けられる。
最後にⅣ型(&LIFE 新総合収入保障ワイド)を考察します。
Ⅳ型は死亡・高度障害だけでなく、就業不能状態になったときにも備えられるプランです。Ⅱ型と比べ、就業不能については広くカバーされています。
Ⅳ型では新たに以下の条件も加えられます。
就労不能障害年金 | ・障害等級2級と認定されたとき。 ・約款所定の就労不能障害状態になったとき。 |
---|
障害等級2級も適用されるようになりました。
必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活が極めて困難で労働することができない状態。
Ⅱ型と比べるとかなり範囲は広くなりました。
また、Ⅳ型の場合はメンタル就労不能障害一時金も付けることができます。精神障害で所定の状態になったとき、100万円を受け取れる保障です。
150円前後で付けることができるので、Ⅳ型を検討する場合はメンタル障害の方も付けておくことも考えるべきです。
メンタル就労不能障害一時金 | ・精神の障害により障害等級1級または障害等級2級の状態と認定されたとき。 ・病気やケガで、約款所定のメンタル就労不能障害状態になったとき。 |
---|
ただし、保険料はⅡ型よりも一回り増えてしまっています。
30歳男性、SD非喫煙者優良体
年金月額:10万円
保険期間:65歳満了
Ⅰ型の月額保険料:2,400円
Ⅱ型の月額保険料:3,520円
Ⅳ型の月額保険料:4,480円
Ⅳ型+メンタル障害一時金の月額保険料:4,600円
Ⅰ型(収入保障保険)に+2,080円で付けることができる。メンタル障害一時金も付けると+2,200円。
で、このⅣ型はぶっちゃけどうなのでしょうか?
確かに障害等級2級にも対応になったし、メンタル疾患に対する保障も安く付けることができるようになりました。
ですが保険料も高くなっています。同じくらいの保険料を払うのなら、専門である就業不能保険に任せた方が内容が良いのが現状です。
就業不能保険としてお勧めのアクサダイレクト生命の「働けないときの安心」の場合、満額タイプで2,370円で加入することができますので、保険料の差はあまりありません。収入保障保険をFWD収入保障にすればむしろ安くなるかも知れません。
そしてアクサダイレクトであれば、障害等級を満たさなくても入院中であれば保障の対象になってくれますし、精神疾患も対象となっています。
以上のことから、Ⅳ型よりも「FWD収入保障+アクサダイレクトの働けないときの安心」の方がメリットがあると判断しています。
- 就業不能保障は条件が広くなり、メンタル障害の一時金も付けられる
- ただし、「FWD収入保障+アクサダイレクトの働けないときの安心」の方が保険料的にも保障内容的にもお勧めだと思う
評価ポイント(メリット部分)
年金の受取方法が多彩なので、急な出費にも対応できる
三井住友海上あいおい生命は保険金の受取方法として「年金受取」の他にも「一括受取」「一部一括受取」が用意されています。
毎月受取 | 満了までの間、毎月年金を受け取れる。 |
---|---|
一括受取 | 年金を一括で受け取れる。 |
一部一括受取 | 年金受取を開始して、その後に一括で一時金を受け取ることができる。その逆も可能。 |
一括受取、一部一括受取が用意されていることで、急に大金が必要になった場合(子供の入学金、大病による治療費、葬儀費用など)にも対応できるのは嬉しいところです。
なお、一気に大金を受け取ると生活水準を上げてしまう可能性もありますので、一括受取は必要でない限りやらないことをお勧めします。受取総額も年金受取より減りますし。
- 一括受取をする場合、年金受取と比べて受取総額が少なくなってしまう点に注意。
無料の電話相談サービスが付いている
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険に加入すると、無料の電話相談サービスを利用することができます。
おそらく若いうちは利用する頻度はかなり少なく、このサービスの存在自体忘れてしまう方も多くいるでしょう。
ですが、24時間受付の健康相談は小さいお子さんがいる家族やお年寄りがいる家族には万が一の助けになってくれるはずですし、介護、ペット、年金、相続に関する相談もできたりしますので、困ったときに何気に役立つサービスが揃っています。
むしろかなり助かるサービスだと思いますので、何かあった際はぜひ利用していきたいですね。
具体的には以下のサービスが受けられます。
健康・医療相談 | 健康や医療に関する相談に資格を持った相談員がお応え。専門医との電話相談や、症状に合った医師への紹介状の発行、各種検診の実施医療機関の紹介等も提供。 |
---|---|
暮らしの相談 | 育児・子育てに関するお悩み、日常生活上のトラブル、税務、資産運用から冠婚葬祭まで、暮らしに関する様々な相談にお応え。 |
介護相談 | 公的介護保険制度の仕組みや、要介護状態になった場合の介護方法など、介護に関するご相談から介護サービス事業者の情報提供まで、介護に関するお悩みに看護師等の専任の相談員がお応え。 |
デメリット部分・注意点を挙げてみる
保険料は安いが、一番ではない
すでに上で解説しているのでここは簡単に。
三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 収入保障保険」は健康割引がありますが、健康割引が全て適用されたとしてもFWD富士生命の「FWD収入保障」の方が安いです。
また、不健康な方の場合はオリックス生命の「Keep」やアクサダイレクト生命の「収入保障2」の方が安くなっているのが現状です。
これがⅠ型の話。
また、Ⅱ型とⅣ型はⅠ型の収入保障保険にプラスして就業不能保障が付いている形ですが、これも保険料と保障内容が釣り合っているかと言われるとそれほどではありません。
全体的にちょっと残念な保険料設定と言えますね。加入を検討する際は他の収入保障保険との比較は必ず行うようにしてください。
特約について
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険にはいくつかの特約が用意されていますので、それらの特徴、メリットとデメリットを評価してみたいと思います。
メンタル就労不能障害保障特則は保険料は安いが活躍の場は少ない?
精神障害により、障害等級1級または障害等級2級の状態なったとき、一時金が支払われる特則です。
具体的には、以下に該当したときに一時金が支払われます。
メンタル就労不能障害一時金 | ・精神の障害により障害等級1級または障害等級2級の状態と認定されたとき。 ・病気やケガで、約款所定のメンタル就労不能障害状態になったとき。 |
---|
統合失調症やうつ病などで、かなり重度の場合に適用されます。
この特則はⅣ型(&LIFE 新総合収入保障ワイド)のみ付けることができ、保険料も150円程度と安くなっています。Ⅳ型を選ぶのであれば付加しておいても良いでしょう。
ただし、Ⅳ型自体がちょっと微妙なため、この特則も活躍の場は少ないかも知れません。
Ⅳ型について詳しくはこちらの章(Ⅳ型(&LIFE 新総合収入保障ワイド)って実際どうなの?)で評価していますので、そちらをご覧ください。この特則を含めて解説しています。
新保険料払込免除特約はとても中身が良いが、保険料に注意!
がん・心疾患・脳血管疾患で所定の状態に該当した場合に、以後の保険料の払込みが免除される特約です。
具体的には、以下に該当したときに免除となります。
悪性新生物(ガン)と診断確定されたとき、心疾患・脳血管疾患で入院したとき
このような3大疾病での保険料払込免除特約は他社でも用意されていますが、その中でもこの条件はかなり広い範囲をカバーしてくれています。
がんこそ上皮内がんが含まれていませんが、心疾患・脳血管疾患の範囲が他と比べると明確に広いです。
他の収入保障保険 | 三井住友海上あいおい生命 | |
---|---|---|
心臓病の適用範囲 | 急性心筋梗塞のみ | 急性心筋梗塞を含む心疾患全般 (急性心筋梗塞は全体の約2%) |
脳疾患の適用範囲 | 脳卒中のみ | 脳卒中を含む脳血管疾患全般 (脳卒中は全体の約88%) |
入院などの条件 | ・60日以上の労働制限 ・継続20日以上の入院 など | 入院でOK |
この条件はかなり良いです。病気の範囲が大きく広くなっているうえ、60日以上の労働制限などもありません。とても適用されやすい条件になっていると言えます。
ちなみに付加したときの保険料は以下のようになっています。
男性、割引なし、年金月額10万円、65歳満了
- 30歳で加入:260円
- 40歳で加入:490円
- 50歳で加入:710円
これ、実はかなり高い保険料です。
上記は健康割引なしの場合の保険料なので、SD非喫煙者優良体で契約した場合はこれの20%くらい安い保険料になってくれるでしょうが、それでも他社だと大体100円~200円の範囲で付けれますので、それと比べるとかなり高いということが分かります。
確かに内容は良いのですが、ちょっと高いかなという印象です。個人的に3大疾病の保険料払込免除特約は付けておいても良いという考えではありますが、高い保険料になるなら話は別になってしまいます。
30歳前後ならまだ許せる保険料なので、付加しても良いとは思いますが、40代以降から加入する場合はかなり高くなるので、その場合は付けなくてもいいかなと思っています。
もう少し範囲が狭くても良いから、保険料を安くしてほしかったですね。
- 内容はとてもいいが、付加したときの保険料がかなり高い
- 30歳前後から加入する場合は、まだ許せる範囲なので付けても良い
- 40歳くらいから加入する場合はかなり高くなるので、かなり微妙になる。個人的には付けなくても良いか。
三井住友海上あいおい生命「&LIFE 収入保障保険」のお勧めプラン
三井住友海上あいおい生命の収入保障保険を契約する場合、どのようなプランにするべきか迷う方も多いかと思います。
ここでは30代子あり夫婦の契約例をご紹介しておきますので、参考にしていただけたら幸いです。
商品タイプ | Ⅰ型(&LIFE 新収入保障) |
---|---|
年金月額 | サラリーマン:10万円~15万円 自営業:15万円~22万円 |
保険期間 | 妻が65歳になるまでは欲しい |
支払保証期間 | 1年(出来るだけ短くする) |
特約 | ・リビング・ニーズ特約 ・新保険料払込免除特約(30歳くらいまでなら) |
新保険料払込免除特約は中身は素晴らしいのですが、保険料が高いです。
30歳くらいから加入する場合は付加しても良いと思いますが、40歳くらいから加入する場合はかなり高くなるので微妙になります。
【評価・まとめ】保険料は高くないが一番ではない。他の保険との比較は必須
三井住友海上あいおい生命の&LIFE 収入保障保険(Ⅰ型)は健康割引があるので、確かに健康的な生活を送る方やゴールド免許を持っている方は保険料がかなり安くなります。
ですが、一番安いわけではありません。健康的な方(タバコを吸わず、血圧値・BMI値が正常)はFWD収入保障の方が保険料が安いのが現状です。
また、不健康な方(喫煙者+血圧高めor肥満)の場合はオリックス生命の「Keep」かアクサダイレクト生命の「収入保障2」の方が安くなります。
ということで、収入保障保険としてこの保険を選ぶメリットは少ないかと思います。
また、就業不能保障が付いているⅡ型とⅣ型ですが、Ⅱ型はまだ保険料が安めなので検討しても良いですが、Ⅳ型については専門の就業不能保険を検討した方が内容的には良くなります。
そして検討した方が良いといったⅡ型も、基本的な収入保障保険の部分が微妙なため、選ぶ価値はそれほど高くないと言っておきます。
今現在の収入保障保険の選び方としては
- 健康的な人
⇒FWD収入保障 - 中途半端に健康な人
⇒保険代理店に最安値を調べてもらう - 不健康な人
⇒オリックス生命の「Keep」かアクサダイレクト生命の「収入保障2」 - 今は不健康だけど、これから健康を目指す人
⇒SOMPOひまわり生命の「じぶんと家族のお守り」
このように選ぶのが良いでしょう。詳しくはこちらのページをご覧ください。
もし就業不能保障も欲しい!と言う場合は「FWD収入保障+アクサダイレクトの働けないときの安心」を選ぶのが良いかと思います。
収入保障保険を加入または検討する場合、保険見直しラボが一番お勧めですので、良ければご活用ください。他よりもメリット部分が多く、信頼できるFPが揃っている代理店です。私も利用しています。
相談後、納得できなければ無理に加入する必要は全くありませんし、しつこい連絡は一切ありません。そして熟成牛タンなどのプレゼントも貰えるのも嬉しいです。